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小児・AYA世代がんフォローアップについて

AYA世代・AYA世代のがんとは?

AYA世代という言葉を聞いたことがありますか?
AYAとは、“Adolescent and Young Adult”の略で、“思春期・若年成人期”の世代を意味します。
日本では、15歳から39歳の時期にいる人たちを指すことが多いです。
AYA世代のがんとは、この時期に発症するがんのことですが、AYA世代は小児から成人への移行期にあるため、小児と成人双方の特徴をもち合わせています。
小児によくみられる白血病や神経芽腫、骨軟部腫瘍などに加えて、乳がん、子宮がん、胃がん、大腸がんなど成人に多いがんも発症します。
そのため、AYA世代のがん診療には、小児科と成人診療科の連携が必要になります。

AYA世代のがんに関する情報サイト

小児・AYA世代がんフォローアップとは?

小児がん経験者が増える中で、がんそのものや治療などの影響によって晩期合併症(成長・臓器機能・生殖障害、二次がん)が生じることが分かってきました。病気の種類や受けた治療によって、将来起こりうる晩期合併症が予測できます。
当院のフォローアップ外来では、小児がん経験者の方が過去に受けた治療内容を把握して、必要に応じて専門家に診てもらえるよう調整を行い、多職種とフォローアップしていきます。まずは、小児がん相談支援センターにご相談ください。